2021年の本屋大賞受賞作の
『52ヘルツのクジラたち』を読みました。
本の感想
すごく悲しいお話だったけど
最後はとても感動する終わり方でした。
登場人物ひとりひとりが、
心の中に闇を抱えていて、
人に言わずにいろいろと苦悩しているということを
念頭に置いて生活すべきだと分かりました。
助けられもしないのに、
安易に他人の苦悩に介入するのは
果たして本当に優しさなのかを問う内容だと思います。
苦しいこともたくさんあるけど
人と人とのつながりで癒やされていく部分も
あるよなーとも思いました。
この本を読んで実践したいこと
人の苦しみはそれぞれで
しっかりと理解するまで余計な介入はしないと決めました。
タイトルの通り、人には聞こえない声で
苦しみやSOSの声を上げている人がいることを知り、
世の中のことを積極的に理解する姿勢を持って
生きていこうと思いました。
このことは、「エシカル」な生活を送ることにも
つながると思います。
見えない生産者の苦悩を見る努力をして、
適切な生産ルートや生産環境で生産された物を買う。
これを徹底したいと思いました。