【どっちで学ぶべき?】カウンセリングやコーチングを受けるべきか、セミナーを受けるべきか

その他

はじめに

こんにちは。私はここ1年間ぐらい、いろいろな知識を身につけたくて、セミナーに参加してきました。一方で、自分を深く分析したくてカウンセリングとコーチングを受けてきました。

現代、様々な学びの機会がある中で、どんなことに時間やお金を使うべきか悩んでいる人も多いはずです。私もその一人でした。そして数々のセミナー、ワークショップへ出席してきました。

今回の記事では、セミナーからの学びとカウンセリング・コーチングからの学びの質を比較したうえで、それぞれの学びの機会にどのような目的をもって臨むべきかを書いていきます。

セミナーとカウンセリングやコーチングからの学びの違いについて

それではまず、セミナーからの学びとカウンセリング・コーチングの学びの違いについて深堀していきます。それぞれの学びの違いは主に3点あります。

一つ目の大きな違いは、セミナーは大人数を対象として講師が話すのに対して、カウンセリングやコーチングは1人のクライアントに対してカウンセラーまたはコーチが話すことです。セミナーは不特定多数の人に向けて講師が話すので、偏りのない情報が得やすいといったメリットがあります。一方で、セミナーは先述した通り、不特定多数の人に向けた情報を講師が配信するため、自分にとって今必要な情報かどうかは受ける側で判断しないといけないといったむずかしさがあります。

カウンセリング・コーチングはこの逆で、カウンセラーやコーチはたった一人のクライアントに向けて話しかけます。セミナーのように情報を講師が情報を発信するといったものではなく、クライアントにとって今必要な選択肢をカウンセラーやコーチが引き出してくれるものです。セミナーとは異なり、今のあなたにとって必要な答えがわかりやすいのが特徴です。

二つ目の大きな違いは、セミナーは講師が発信する情報量が比較的多いのに対して、カウンセリングやコーチングはセミナーと比較して情報量が少ないことです。セミナーは前述した通り、不特定多数に向けて講師が話すので情報のバランスが良く、情報量も多いです。参加者すべてにとって何かしらの学びがあるように設計されているので、知識を増やしたり知見を広めたりする目的で受講するのにはとても良いです。一方で、自分にとって今何が必要かがわかりにくいといったデメリットもあります。

セミナーと比較して、カウンセリングやコーチングから得られる情報量は少なく、限定的です。幅広い知識や技能を習得するのには向いていません。一方で、自分の今の課題をカウンセラーやコーチと見極めていく過程で自己理解が深まります。自分の性格、得手不得手、向き不向きなどを理解する目的を達成するのにはとても有効な手段だといえます。

三つ目の大きな違いは、同じ志の仲間に出会えるかどうかです。セミナー会場に行けば、似たような志を持った仲間に会うことができます。何かしらの課題解決や目標達成をしようと試みている人にとっては、仲間の存在はとてもうれしいでしょう。

一方でカウンセリングやコーチングを受けたとしても、同じ志の仲間と出会う機会は極めて少ないと思われます。しかし、カウンセラーやコーチと達成したい目標や解決したい課題を共有することで、自分の成長のペースに合った学びの機会が得られるといったメリットがあります。

結局何を受ければいいのか

たくさん学んでたくさん成長したい!と誰しもが考えていることでしょう。しかし、限られたお金と時間の中で自分のパフォーマンスをよくするためには、やはり一つのことを突き詰めたほうが良いといえます。

これを読んでいるあなたは、セミナージプシーという言葉を聞いたことがあるでしょうか?いろいろなセミナーに数多く参加しても、大した学びや成果を得られない状態の人のことを指します。私も実はセミナージプシーでした。

セミナージプシーを経験したことのある私が、セミナージプシーにならないようにするためにどう学んだらいいかを紹介します。

それは、まず初めにカウンセリングやコーチング等で自己分析を徹底的に行った後に、自分の興味関心のあるセミナーへ出席することです。自分の好き嫌い、得手不得手、性格、生まれ持った素質などを細部まで分析し、具体的に達成したい目標を決めたうえで、その目標達成に必要なセミナーに出席するのです。セミナーでなくても、習い事等でもよいでしょう。自分が特に極めたいジャンルを特定するのを先にやっておくべきだよということです。

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