『雲を紡ぐ』を読んだ感想

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本の感想

『雲を紡ぐ』を読みました。

主人公の美緒がけなげに赤いマフラーを

大切にしている姿が印象的でした。

学校で嫌なことがあったときの

心のよりどころを必死に探す姿をみて

助けを求められることも、また、強さだなと

思いました。

はじめは学校という嫌な環境から逃げてきた

美緒だったけれど、

次第にホームスパンの魅力に気づき

生き生きとした心を取り戻していく姿に

感情移入しました。

家族はみんな事情が異なり

ココロがバラバラになりかけていたけれど

守りたいという気持ちがお互いのココロを

最後はつなげたんだなと思いました。

一方で母と娘の心のすれ違い具合も

すっごくリアルでドキドキしてしまいました。

言いたいことを言おうとするだけだと

どう頑張ってもすれ違ってしまうよなあと

いうことを思い知らされました。

おじいちゃんの言っていた

「時間はかかってもいいから自分で色を選びなさい」

という教え、私自身にも言い聞かせたいです。

本を読んで実践したいこと

この物語の美緒のように

私も自分の「色」を自分で決めたいです。

この「色」は、性格も意味するだろうし、

人生のコンセプトも意味するだろうし、

就きたい仕事も意味するだろう。

どんな意味だとしても

私は私の「色」を自分で選択したいと思いました。

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