私がカウンセリングを受ける前に
やっていることを紹介します。
カウンセラーに話を聞いてもらえるだけでも
自分の感情を客観視できる効果がありすっきりします。
ですが、カウンセリングを受ける人の中には、
ただ単に気持ちを整理したいだけではなく、
よりよい自分に変わりたいと考えている人もいるはず。
そんな人にこの方法を届けたいです。
何をしているかというと、
「カウンセラーに話したいことのまとめ」を
ノートに書いています。
日頃悩んでいること、
「○○だと思うけど、△△だとも思う」といったココロの葛藤、
自分の人生の理想と現実の違いに落胆した話など
あたまに思い浮かぶことをノートに書き出してみましょう。
悩みを端的に言語化できるように整理しておくことで、
カウンセラーに自分の今の悩みを
より的確に伝えることができます。
悩みを的確に伝えることができると、
その悩みについてカウンセラーさんが深掘りしてくれます。
深掘りしてくれた結果、悩みの本質にたどり着くことができ
本質的な解決につながる可能性が高まります。
抱えている悩みを深掘りして考えていくと
悩みの本質に気づきやすくなります。
例をあげてみましょう。
悩み「仕事でミスを連発してしまい、辛い」
↓
「ミスをするのは焦っているから」
↓
「焦っているのは、他の人から催促されていると感じるから」
↓
「具体的な根拠はないが催促されていると感じる理由は、過去の経験から」
↓
その過去の経験はどんなものか客観的に見る
↓
過去の経験と向きあうことになる
↓
過去の経験は変えられなかったとしても、
「トラウマとして捉えることなく、教訓を探し出すことはできる」
などのアドバイスがもらえる
↓
過去の記憶の嫌なイメージが解消され、
焦って仕事をすることが減る
このように、
一つの出来事とその時の思考・感情を深掘りすることで、
心の問題の本質が見えてきます。
カウンセリングで
より理想の自分に近づきたいと考えているのであれば、
現在抱えている問題と、その問題に関する思考と感情を
整理して説明できるようにしておくことです。
以上、カウンセリングを受ける前に
やるべきことについてでした。