カウンセリングはなぜ怖い?

その他

私は、忙しさが原因で
うつ状態になってしまったのをきっかけに
2020年11月から約一年ほど、カウンセリングを
受けています。

途中で悩みの内容が変わったのをきっかけに
カウンセラーも変えています。

そんな私も
初めてカウンセリングに申し込むときは
すごく怖かったです。
それはカウンセラーを変えようとした
タイミングでも緊張しました。

おそらく、ほとんどの人が
カウンセリングの申込時、初回時には
不安を抱えているでしょう。

その不安の詳細とは
①初対面であるカウンセラーに心の悩みを打ち明ける不安
②今まで一人で悩んでいることが外に出る不安
③悩みを打ち明けることでカウンセラーに
自分や他人のネガティブな印象を与えてしまう不安
などでしょう。

そもそも家族や友人に気軽に相談できる内容なら
はじめから相談していますよね。
相談できない悩みだからカウンセラーを頼るくらいなのに
怖くもなくカウンセリングでお話できるわけがないんです。
それはとても自然な感情だと言えるでしょう。

では、申込時、初回時、
まだカウンセリング回数が少ない段階で
そうした恐怖感を和らげるにはどうしたらいいか。

私は
相談する前に自分の悩みや考えたことをノートにまとめ
今回のカウンセリングで話題にする部分を選定していました。
今の自分が無理なく打ち明けられる部分を
段階を追って打ち明けていくことで
その恐怖感が薄れます。
打ち明けてもいい内容と打ち明けたくない内容を
あらかじめ決めておくことで
心の準備も整います。

この方法は試してみる価値ありです。

別の記事でも書きましたが、
カウンセリングで話す前に話題を整理し、
話す部分を決めておくことは
カウンセラーとともに悩みを深掘りし
本質的な問題解決をする上でも非常に効果的です。

上記の方法以外にも
カウンセリングの恐怖感を和らげる方法があります。
それはカウンセラーにあらかじめ
「打ち明けるのが怖いが悩んでいることがある」
と伝えることです。

カウンセラー側からしても
普段一緒に過ごしているわけではない人の
深い悩みを聞き出すことはすごく緊張するものです。
クライアントが、
何を話したくて何を話したくないかということは
クライアントから言ってもらえない限り
判断することはできません。
そんな中で悩みを聞き出すわけですから
クライアントの聞かれたくないことを
何も知らず質問してしまう可能性だってあります。

クライアントは
「聞かれたくないことを聞かれたらどうしよう」
という不安を抱えているのに対し、
カウンセラーは
「聞かれたくないことを聞いてしまったらどうしよう」
という不安を抱えていると思います。

クライアントであるあなたが
「何を話したくて、何を話したくないか」を
明確にしておくことで
お互いの不安が和らぎ、冷静な話し合いができます。

最後にまとめると
カウンセリングの恐怖感を和らげる方法は、
①カウンセラーに話したいことと話したくないことを事前に区別すること
②上記の話したいこと・話したくないことをカウンセラーに伝えること
です。

一人で悩んで考え込んでいるのは
恐ろしくつらいものですよね。
すべて打ち明けることはできないにしても
一部分だけでも打ち明けてみると楽になりますよ。

これを読んでくれた人が
ありのままで笑顔で生きていけることを祈って
記事を締めくくりたいと思います。

 

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