『お探しものは図書室まで』を読みました。
本の感想
図書室の司書の小町さゆりさんは
それぞれの人が求めている言葉をかけるのがうまく
面白かったです。
特に、下記の二つの台詞(考え方)が
気に入りました。
①本そのものよりも、本の読み方(解釈の仕方)
に価値があると言うこと。
読書をするときに、
本文の主張したいことの本質を読み解くのは大切だけど
その後自分がどう解釈し、どう行動に移すかで
読書をした意味が変わってくるのだと言うことを学びました。
②「見返してやりたい」とか「悔しさをバネに」という
動機で行動するよりも、やりたいことに対する素直な気持ちを
大切にした方がいいという、考え。
これがすごく心温まる考えだと思いました。
見返すとか悔しさをバネにとかは
所詮他人の目を気にした動機になってしまうけれど、
何かを達成したいとか、好きだという気持ちは
他人に左右されない自分らしい気持ちだもんね。
そんな気持ちを大切にしていきたいと思える
シーンでした。
本を読んで実践したいこと
私は、最初の短編のお話の主人公と同じく
明確にやりたいことが決まっているわけではないですが、
やりたい仕事が見つかるまでは日常で楽しみを見いだし
行動の一つ一つを丁寧にしていきたいです。
また、上記の通り、悔しさや他社への恨みを
物事に取り組むモチベーションにせずに
純粋な好奇心を大切にしたいです。