きっかけ
私は、約2年前の夏ごろからずっとうつ状態の克服に努めてきました。
精神科に通院し、精神安定剤や睡眠薬を服用し、私なりに頑張って前向きになりたいと思い行動してきていました。
いつまでも精神科や薬に頼ってばかりの生活を続けるのは、やはり不本意だったので、はじめは心理カウンセリングに通っていました。一方で、心だけでなく、身体からのアプローチ(食事、睡眠、ボディーセラピー、ヒーリング、感情の解放プロセスなど)も必要だと、尊敬するセラピストさんに教えてもらい、そのうちの一つとして、レイキのヒーリングを体験しました。
実際に、ヒーリングを受けてみた直後、日頃感謝したい人の顔や出来事を次々と思い出し1時間ぐらい涙が止まらなくなりました。おそらく、ヒーリングを受けた後の好転反応です。この経験をきっかけに、私にはレイキがあっているかもしれないと思い、まずは自己ヒーリングできるようにしたくてレイキを習いました。いつかは自分以外の誰かをヒーリングしてあげたいとも思っています。
私をレイキでヒーリングしてくださったヒーラーさんの、他のセラピー(インナーチャイルドセラピー・光の言葉)の施術も受けたのですが、とてもいい効果を得られたと感じたので、その方からのアチューメントを受けることにしました。
話はそれますが、自分が信頼できるセラピストを見つけられたことで、今の自分にとってはとても救われた感じがします。今後は、自分自身が、自分を救えるセラピストになりたいと思っています。
学んだ内容
初伝のアチューメントを、2022/7/23と2022/8/7の2日間にわたって受けました。
臼井甕男(うすいみかお)先生が発祥者となった、日本式のレイキのアチューメントを受けました。やはり、創始者が伝承させた伝統的なものを習いたいと思っていたのでよかったです。
アチューメントを受ける前、レイキをヒーラーからヒーリー(受け手)に流すスキルをただひたすら練習するのだと思い込んでいたのですが、初伝はどちらかといえば概念的なところを深く丁寧に学ぶことができました。レイキを流すヒーラーは、宇宙からのエネルギーのパイプ役であり、自分自身が偉大な力を持っていると感じないことが大切なんだそうです。自分自身が偉大な力を持っているわけではないので、ヒーリングをしてあげる際に、必要以上に何かを頭の中で念じる必要はなく、感覚を研ぎ澄ませて、ヒーリーの身体の状態を感じ取りながら、エネルギーを流すことができればいいのだそうです。
レイキを流すか流さないかの前に、日頃のストレスとの向き合い方や身体と心を守るために大切なことを確認しました。いくらレイキをマスターしても、そのほかの基本的なところ(例えば、食事、睡眠、健全な精神状態、電磁波対策、自分や周りに対する思いやりなど)ができていないと、レイキの効果も薄れてしまうということに気づかされました。ヒーラー自身が癒えていることがいかに大切かということですね。
レイキヒーラーはレイキのヒーリングスキルを知っているというだけではなく、上に書いた通り、身体と心の両方から自分を整えたうえでヒーリングスキルを使えるようにすべきだと知れました。ヒーラーを目指す以前に、生き方を見直すべきってことですね!
アチューメントの際には、理論や知識だけでなく、レイキティーチャーからエネルギーの回路を開いてもらうための施術も受けます。レイキのエネルギーの回路を開いてもらった後、自分の中をエネルギーが流れるのがわかります。特に、手のひらから、温かい「気」が流れ出るのを感じました。
アチューメント後の変化
レイキの初伝のアチューメントを受けた後の変化について書きます。
まずは、身体の変化について。アチューメントを受けたとき、頭頂部から身体の末端(手足)まで温かい「気」が流れるのを体感できました。その後、一時的な好転反応で、少し身体がだるさを感じたものの、緊張状態が和らぎ、その日はゆっくりと眠ることができました。
次に、心の変化について。情緒不安定になりました。突然感謝したい人のこと、感謝したい出来事を思い出して仕事中に泣き出してしまいました。また、劣等感、自己開示したいけどできない不安感や寂しさ、自己嫌悪、得体のしれない恐怖感など、マイナス感情が自分の心の中にあることがわかり、涙として流れ出ました。
半年ほど前の私なら、こういった感情があることに気づいたとしても、涙や声として自分の外にリリースすることはできなかったはず。レイキの力を借りて、解放したい感情を外に出せたのは、自分としては前進できた証拠です。
アチューメントを受けてから、まだ日が浅いですが、使えば使うほどエネルギーが強くなるので、今後とも使っていきたいです。